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11.11.27  特別展は終了いたしました。

11.11.25  イベントの情報を更新しました。

11.11.24  イベントの情報をアップしました。

11.11.20  展示の情報を更新しました。

11.11.17  展示の情報を更新しました。

11.10.03  ホームページを公開しました。

 

  • 世界化学年2011 特別展

    きみたちの魔法 世界「新」発見

    「きみたちの魔法-化学『新』発見」展は、2011年11月に日本科学未来館で開催されました。その後、巡回展として全国の科学館など9ヶ所を回り、2012年12月から、つくばエキスポセンターにて展示物を常設展示中です。

    つくばエキスポセンター

    茨城県つくば市吾妻2-9
    (つくばエクスプレス [つくば駅] A2出口から徒歩5分)
    TEL 029-858-1100(代)
    開館時間:9:50~17:00(毎週月曜日休館)

    ※このホームページは2011年の開催概要です。

    ● 主催
    公益社団法人日本化学会

    ● 共催
    一般社団法人日本化学工業協会
    日本科学未来館

    ● 協賛
    青山学院大学   公益財団法人旭硝子財団   株式会社カネカ
    形状記憶合金協会   住友化学株式会社   高砂香料工業株式会社
    根本特殊化学株式会社   パイロットインキ株式会社
    株式会社パイロットコーポレーション
    株式会社三菱ケミカルホールディングス  

    ● 特別協力
    伊藤光学工業株式会社  国立科学博物館

    Photo:  (c) Maxim Shebeko | Dreamstime.com

  • スケジュール

    スケジュール日付

    22日休館日

    解説博士「あれも、これも、化学?なんでも化学で解説します!」

    ミニトーク「体験展示のなぞを解く!化学の力におどろこう!」

     

    19日縲鰀20日「サイエンスアゴラ2011出展」・26日縲鰀27日「夢・化学窶髏€21」子ども化学実験ショー同時開催

  • はじめに

    みなさんの身の回りから自然、宇宙の隅々まで、私たちの世界は化学に関係ないものはないといっていいほど、化学にあふれています。そして、未来の社会をリードし、私たちの生活を豊かで快適なものに変えていくのもまた化学です。

    この展覧会では、化学の不思議さ、美しさ、おもしろさを、さまざまな展示、映像、イベント通じて五感で体験していただけます。わたしたちは、子どもたちをはじめとする来場者のみなさんに「魔法」の正体が「化学」であること、そして化学は未来のみなさん自身のものだということを、発見していただけたらと願っています。

    出展: 「サイエンスアゴラ2011」(11月19日、20日)
          ▸「サイエンスアゴラ賞」受賞!
    同時開催: 「夢・化学竏驤€21」子ども化学実験ショー (11月26日、27日)

    世界化学年について

    世界化学年は、人類の繁栄に対する化学の業績と貢献を祝福する祭典です。共通テーマ“Chemistry-our life, our future”のもと、世界化学年は楽しくてためになる全世界へ向けたイベントで人類をつなげます。地球上のいたるところで、地域から国家レベルまで、誰もが参加できる機会が化学の年なのです。

    IYC世界化学年ロゴマーク 関連リンク
    世界化学年 日本委員会
    日本化学会の世界化学年
    日化協の世界化学年
    世界化学年公式ページ(英語)

     

  • 開催概要

    日時:2011年11月19日(土)~27日(日) 10:00~17:00
       ※22日(火)は休館日

    場所:日本科学未来館(東京・お台場) 7階 イノベーションホール
                  ▸ 交通案内(日本科学未来館サイトへ)

    入場無料
    全員に「さわると色が変わるオリジナルカード」もれなくプレゼント!

    対象年齢:小学生以上

  • 体験展示

    展示風景

    8つの体験展示

    ボールを転がして、氷をなぞって、においをかいで、
    暗い部屋に入って、光を当てて、あたためて、
    いっぺんに落として、板をねじって・・・
    遊びながら化学の不思議におどろこう!

     

    ちからをすいとる

    衝撃吸収材

    ぶつかる力を弱めることができます。
    地震のときに棚や建物が揺れないようにするためなどに使われています。

    プラスチックには、外から力をかけたとき、かけた力の大きさに応じて変形する性質と、かけた時間の長さに比例して変形する性質の両方があります。この二つの性質をうまく調整すると、強い衝撃が加わったときに、プラスチックの中でその力を吸収することができます。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

    ひかりをためる

    蓄光材料

    光を貯めることができます。
    非常口の標識や、アクセサリー、夜間照明などに使われています。

    蓄光(または燐光)材料は、受けた光をいったん吸収し、蓄えたエネルギーを少しずつ再び光に変えて放出する性質をもっています。改良を重ねて、現在では一度光をためると、一昼夜光り続ける材料が開発されています。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

     

    あるのにみえない

    反射防止フィルム

    ガラスやアクリルなどの透明な板を、さらに透明にします。
    テレビなどの画面や、ミュージアムのケースなどに使うことができます。

    この反射防止フィルムは、蛾の眼を模してフィルムの表面に光の波長より小さい無数の突起をつけているため、表面での反射が起こらず透過光が増えます。このフィルムを透明な板に貼ると光の映り込みがほとんどなくなり、まるで板がないようにみえます。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

    ひかりでいろがかわる

    フォトクロミック材料

    光を当てたところだけ色を変えます。
    太陽の光でサングラスになるメガネなどに使われていますが、新しい記録装置になるかもしれないと考えられています。

    フォトクロミック材料は、光もしくは紫外線を当てると、一時的に分子の構造が変わり色が変化する物質です。ふつうは時間とともに元の色に戻りますが、色がもどる速度がより速いものが求められています。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

     

    まげてももどる

    形状記憶合金

    形を覚えることができます。
    お湯と水とを切り替える栓や、体温で血管を広げる医療の材料などに使われています。

    形状記憶合金は、もとの形を覚えていて、変形させてもある一定の温度に加熱すると、もとの形にもどる性質をもった材料です。この材料を構成する原子の結びつきは、物体の形状を変形させても変わりません。そのため、もとの形にもどることができるのです。形状記憶合金は、液体の温度を感知して流量を調整する機構などに使われています。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

    まげるとみえる

    偏光板

    光の一部だけを通します。
    液晶テレビなどに使われています。

    偏光板は、特定の振動方向の光だけを通す性質があり、2枚の偏光板の偏光方向を直交させて置くと、光は通り抜けられなくなります。しかし、この間にプラスチック板を置き、強い力を加えプラスチック分子の方向がそろうと偏光の向きが少し変わり、その部分だけ光が通り目に見えるようになります。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

     

    においをつくる

    香料

    においはつくることができます。
    食べもの、飲みもの、化粧品など、ふだんの生活にとけこんでいます。

    人間の鼻の奥にはにおいを感じるレセプター(受容体)が約400個あります。ここに、においの元となる物質が届くと、それぞれ決まった組み合わせでレセプターが反応します。こうして人はいろいろなにおいをかぎ分けることができるのです。においの元は自然界にたくさんありますが、人工的につくることもできます。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

    ひやすとみえる

    感熱色素

    温度により色を変えることができます。
    こすると消えるボールペンなどに使われています。

    ものに色がついてみえるのは、ある波長をもつ光だけが吸収され、残りの光が人間の目に入るからです。物質が吸収する光の波長は原子の結びつき方によって変わります。感熱色素は、わずかな温度変化で、原子の結びつきが変わります。

    展示イメージ 展示イメージ 展示イメージ

     

    映像イメージ

    映像

    小さな世界、化学の世界をのぞき見る

    CGや顕微鏡写真で、
    カラフルな分子構造などを見ることができます。
    その美しさをデザインするのも化学の力なのです。

     

    アニメーションイメージ

    スクリーン上映

    きみたちの魔法―化学『新』発見

    化学を知らない人にこそ伝えたい化学のものがたりを、
    4mの大スクリーンで上映します。
    車、携帯電話、洋服、建物、、、
    身の回りの物は化学でつくられています。
    そして、
    未来をつくるために化学のちからは欠かせないのです。

     

    ノーベル化学賞受賞者顔写真

    パネル展示

    化学者からきみたちへ―ノーベル賞受賞者のメッセージ

    化学の研究をする人を化学者といいます。
    日本でノーベル化学賞を受賞した6人の先生から、
    みなさんに生の声を届けます。

     

  • イベント

    解説博士「あれも、これも、化学?なんでも化学で解説します!」

    ふだん着ている服も、食べているものも、
    自動車も、テレビも、壁やガラスだって、
    きみたちの身のまわりにあるものはなんでも、
    化学なしではつくることはできないのです。
    この展覧会の机や椅子だってそうなんです。
    いったい、なにから?どうやって?
    会場の博士に聞いてみよう!

    日時: 11月26日(土)27日(日)ずっと会場にいます
    ※ときどき休憩します
    場所: 展覧会場(7階イノベーションホール)
    先生: 廣木 一亮 博士(津山工業高等専門学校)
    対象: 小学生から大人まで

    ※トークは音声で記録し、ホームページで公開を予定しております。

    ミニトーク「体験展示のなぞを解く!化学の力におどろこう!」

    ひやすとみえる? まげてももどる?? まげるとみえる???
    体験展示で感じた不思議のしくみを、
    研究者がわかりやすくおしえてくれます。
    来て見てさわって「びっくり!」したあとに、
    話を聞けば「なるほど!」となっとく!

    日時: 11月26日(土)14:30~16:15 計6回、各回約15分
    14:30~ においをつくる―香料
    (高砂香料工業株式会社)
    14:45~ まげてももどる―形状記憶合金
    (形状記憶合金協会)
    15:00~ ひやすとみえる―感熱色素
    (パイロットインキ株式会社)
      (15分休み)
    15:30~ ひかりをためる―蓄光材料
    (根本特殊化学株式会社)
    15:45~ ひかりでいろがかわる―フォトクロミック材料
    (青山学院大学 阿部二朗教授)
    16:00~ まげるとみえる―偏光板
    (住友化学株式会社)
    16:15 おわり
    場所: 展覧会場(7階イノベーションホール)
    対象: 小学生から大人まで ※小学生優先です
    定員: 30名

    ※トークの順番は都合により変更する場合があります。その際はご了承ください。
    ※トークは映像で記録し、ホームページで公開を予定しております。

     

(C) 日本化学会