「夢・わくわく化学展2001」実験DVD
 ふんわりカルメ焼き
 

自由成形着色カルメ焼き

特別な容器を使わなくても、簡単にカルメ焼きが作れる方法は、著書や科学の祭典でも公開してきた。この方法を応用した自由成形カルメ焼きを紹介する。(このアイデァは、著者のオリジナルであり、第44回全日本教職員発明展入賞作品を発展させたものです。)
@ 15cm×12cmのダンボールに形を描き、カッターナイフで切り抜く。切り抜いた形の周囲を2−3ミリの幅で切り落とす(写真1)
A ダンボールを、切り取った形よりやや大きめに四角くきりぬいて重ねて、ガムテープでとめる。(写真2)
B 一番上に、形を切り抜いたダンボールを重ねてガムテープで留めメス型を作る。(写真3)




C ダンボールから切り抜いた形を2―3枚重ねたアルミホイルでくるみ、オス型にする。(写真4)
D 写真4のオス型にオーブンシート、アルミホイルをかぶせ写真3のメス型押し込んで、発泡容器にする。(写真5)




E 発泡容器の底に食紅で着色した重曹卵を入れる。(写真6)




F なべで加熱した125−130度に加熱したグラニュー糖液を発泡容器に注ぐ。砂糖液から泡が出なくなったら、割りばしで全体をかき混ぜる。かき回しているはしのかき回し跡がはっきり確認できるようになったら、はしを抜いて膨れてくるのを待つ。(写真7)
G なべに残った砂糖液を再加熱し、ドライフルーツに融けた砂糖をからめ、膨れ終わったカルメ焼きに接着、目や鼻にする。(写真8)



 

contents


■ 炭とアルミの電池

■ 光で汚れを落とす?

■ ふんわりカルメ焼き

■ 液晶って何だ?

■ 時間と空間のリズム反応

■ 水を捕らえる不思議な粉

■ CDで光のプリズム

■ 虹色のアルミ

■ 先生紹介